一般社団法人日本アスベスト調査診断協会の一員として、熊本県の公立〇〇中央病院のアスベス調査診断業務に参加させていただきました。
今回は、12000㎡を超える調査でしたので主任調査員を5人立て、私（岩野）も主任調査員を任されアスベストの調査を行いましが、2月半ばから書面調査に約1カ月、現地調査に9日間（いつもは大体2日間）、その後に報告書を作り、先日やっと診断結果報告書を提出できました。
協会での主任調査員は初めてで、かなりハードでしたが一段とアスベスト調査に関する知識はレベルアップ出来ました。
私がこの協会に入ったのはアスベスト調査診断協会の理事長と縁があったのと、処理施設を運営していると色んな廃棄物が入ってきますが、アスベストの調査をしていない解体現場等では廃棄物の中にアスベストが含まれている可能性がある建材が入っているか入ってないか不明なまま運び込まれます。処理施設では破砕処理を行いますので、もしアスベストが入っていた廃棄物を破砕した場合、ばく露してしまうのは従業員です。それを防ぎたい！令和3年4月1日から一定規模以上の解体・改修工事ではアスベストの事前調査が義務付けられました。これが当たり前になり、アスベストによる健康被害が無くなって欲しいですね。アスベストは終わった問題ではなく、平成18年8月末までに建築された建物に残っています。アスベスト事前調査は、国が定めた建築物石綿含有建材調査者と同等以上の力を認め、本気でアスベストと向き合い安心・安全な調査を行う一般社団法人日本アスベスト診断協会へ。
